ツイッターの特徴
ツイッターが注目され、人気となった要因としては、やはりそのリアルタイム性が挙げられるでしょう。
例えばSNSの代表格であるミクシーと比較してみると、ミクシーでは書き込みへの返信は最速でも5分程度はかかるものですが、ツイッターでは数秒後にくることもあり、チャットのようでもあります。こうした非常に速い反応はネットの世界では価値が高いもので、ツィッターは文章も短いのでその短サイクルが魅力的なわけです。
又、伝達力に優れていることも特徴で、従来の仕組みでは、一度に何百万という大量の発信などはサーバーの負荷が大きくて困難だとされていたものを、可能にしているようです。特に、ある特定のテーマのつぶやきに対して共通で設定することができる「ハッシュタグ」機能や、他の人のつぶやきを自分のつぶやきとして再発信できる「リツイート」機能は手軽に利用でき、一層強い伝播力となります。
その強さは逆に、誹謗中傷やデマ情報でも一気に広がる恐れもあり、オープン性があることは大きなメリットですが、今後はこの点について課題となりそうです。
しかしながら、こうして考えてみると、情報発信やPRを目的にした時にはツイッターはきっと役立つツールとなるはずで、個人はもとより企業でも活用の場が増えていきそうです。